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「3A07」を外した理由。(20選選外集その1)

 今現在、ニコマスに不可能はありません。割とガチで。
 だからこそ、技術的な限界はすでに見えている、ような気がしているのです。

 世間一般の表現の世界でできる事・できない事=ニコマスでできる事・できない事、だと思っております。
 ええそうです。私はもう、ニコマスは単なるMADとも二次創作とも思っておりません。
 世間一般の表現物と同じ土俵に立っている、立派な「芸術」だと思っております。

 という事で、これ。

七夕P/RAP/セバスチャンP

 はい。バケモノですね。……サムネもいいなあ、こうして見ると。

 でも。
 ぶっちゃけます。
 この作品、結局のところは、すでにあるものの延長線上、あるいは統合して思いっきりハイレベルになったもの、に過ぎません。ものごっついんだけど、延長線上でしかないのです。だから、このクラスのクオリティのものがいずれ出現することは解っていた……気がします。心のどこかで。
 「理論上可能、ただしとてつもなく困難」。それを実際に実現してしまった、のは間違いなく凄い事であります。でも、ぶっちゃけ言ってしまえば、それだけの意味しかないモノでもあります。ニコマス史的というか表現史的には。

 テクノロジーは手段に過ぎません。
 そして、現在のニコマスにおいて評価すべきはすでにそこではないでしょう?と。
 もの凄いテクノロジーが注ぎ込まれた、もの凄いシロモノであるのは間違いない。でもそうしてできあがったものの本質を見た場合、果たしてどうなのか。せっかくだから俺はそこを問うぜ、と。
 好みの別れだって当然存在するでありましょうしね。

 「3A07」は、ニコマスにとっての「大和」なのかも知れません。
 当時最大の46cm主砲、その砲の直撃に耐えられる重装甲。「史上最大最強、伝説の鉄の城」。タイマンで殴り合えばどんな敵にも勝てる、間違いなく最強の戦艦。スペック的にこれ以上望みようのない、考え得る理想をほぼ全て実現した、まさしく「究極」の存在です。
 でも、当然ながら無敵・不沈ではありませんし、空母には無力です。なんせ、本質的には「すごく強力な“戦艦”」でしかないんですから。実際、戦艦というハードウェアの現実の前に成す術なく沈んだ訳ですが、そうした結果論を持ち出すまでもなく、スペックシートと当時の流れを鑑みた時点で「これを作って良かったのか」「ここまでやる必要があったのか」という疑問が出てくる存在な訳です。
 最近の身近な存在だとアレです。日産GT-R
 ニュルブルクリンクを7分29秒で回れ、フェラーリはもちろんポルシェより速く、しかもポルシェの半額で買える。全てはそのために、ひたすらそれだけのために注ぎ込まれ、そしてそれを見事実現した素晴らしいクルマです。間違いなく。
 でも、「それがどうしたの?何の意味があるの?他に何かないの?」というツッコミだって当然アリなのですよね。と言うか、単に「カッコ悪い」ってのが一番……いや!ブラックならカッコいいんだけどね!悪役っぽくて!

ここまで書いて思った。日本人てこういうの好きだな!(笑)
まあ、米国人にも欧州人にも絶対に作れない(作らない)シロモノではありましょう。

 まあ、さすがに、「3A07」はこれらほど評価の分かれる本質ではないでしょう。
 でも少なくとも、技術や労力だけ取り出してそこだけ評価賞賛するのは間違いだし、何より作品にとっても失礼である、と言えます。言ってしまいます。

 ベタだけど王道、泣かせるストーリー。綺麗で可愛らしい、細やかな表情と仕草(恐ろしく丁寧なあずささんに比べ、Pがゾンザイに見えるのは気のせいでしょうかw)。後から気づいて心に響くトリックと複線。何と言ってもクライマックスの映像美。ひまわり畑で感情決壊。技術・シナリオ・演出の三位一体で完成された、素晴らしい作品だと思います。今更私が言っても仕方ありませんが、大傑作です。つうか泣きましたさ。
 でも、より「好き」なのは例えば「プラネット☆ラブ」の方でしたし、他に「好き」な作品がもっとあった。20選から外したのはつまりはそういう事なのでした。

deadblue238P/介党鱈P/947daP
 うん……好きだなあ。

 しかし1話と8話だけ強烈に印象に残ってて、その間がどうなってたかあんま思い出せないのですよねー。だからもちっと整理できたんでは?という気がしてそこが残念。
 つか、「シネ☆MAD3rd」で一番シンプルにコンパクトにまとまってたのが「3A07」だったってどういう事よ?w

 RAP_のシナリオという点でも、「好き」なのはむしろこっちなのですよねー。

RAP_/下井草P
 胡散臭ぇ~www
 いいなあ、コレwww

 マジで続けてくれるなら20選あったんだけどねぇ。ウソPart1の一発ネタなんだもんなぁ。ああ勿体無ぇw

 話を戻して、「3A07」。
 これと同様の理由で、人力ボカロ及びその関連作も全て落としています。

ドリ音P
 いやー、すげーもんですわ。ここまでやるか、ここまでできるかと。凄いし素晴らしい。文句の付けようもない。
 でも、「驚き」はないんですよね。
 ずっと前、律子ロイドが出てきた辺りで「あー、こりゃもう何だってできるわ」と。以来、人力ボカロに関しては何が出てきても驚かなくなってしまいました。「想定の範囲内」って奴です。
 調教の上手さとか、そういう部分で見るべき所はあるにせよ、どこかで必ず違和感・聞き苦しさが残る。よしんばそれをギリギリまで取り除くことができたとしても、「歌い手自身が自分で歌う曲に込めた魂>>>超えられない壁>>>歌われていない曲を歌っているように再現する面白さ」という意識が私の腹にあります。それがある限り、例えば20選みたいな場では私は選びませんよ、という事で。

人力でない純正Vocaloidなら、「オリジナル」は存在しないので上記のタガは外れる訳ですが……まだ、足りないよなあ。歌声としての「美しさ」が。まだしばらくは技術の進歩に期待ですねえ。Pではなく、ヤマハの。


 あとは、これ。

ぴっかりP
 うむ。
 約一名そのまんまな子がおられますねw とか舞台効果やダンス調整がいよいよ磨きあがってますねえ、とか。改定前と比べると進化ぶりが半端ないです。いや素晴らしい。大好きです。
 ……が、この動画を開くたび、原作OPを観たくなってしまうのが困ったところなのですよ(笑)。

 こう思ってしまう時点で、「負け」かな、と。自分的に。
 いや、まあ、コレ多分日本アニメ史に残る映像作品ですからね、コレに「勝て」って言う方がとんでもない無茶振りだってのは解ってます。解ってるんですけどね、でもやっぱり、この曲であるからには、原作に対抗し得るものを求めたい。その基準がどこにあるのかは自分でもよく判りませんが(酷い話だ!)、少なくとも、まだ、「足りなかった」。



 今、私がニコマスに求めているのは、芸術としての絶対性能。
 そして芸術には、延長線上から外れる、レールを逸脱する、想定を超える、新たな進化という奴が常に必要なんではないかと思うところです。
 元の素材がアイマスのゲーム映像に限定される、そしてそれはもはや使い尽くされつつある、という点が大きなハンデであるのは解っています。手描き・自作モデルならそのハンデは無視できますが、それはそれで自由過ぎてつまらない、とヒネクレた事を思ってもいます(酷ぇw)。
 やっぱり、ね。見たいんですよ。
 全ての障壁をブッ壊す、「天才の閃き」って奴を。

 ええ。無茶振りですよね。
 でも、これまでニコマスはそうやって進化してきたんです。
 だから、これからも無茶振りします。心の中で。(今回はグダグダ書きましたが、これは特別)
 だって、ニコマスに不可能はないんですから。
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