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「未来」を切り開くもの


りんごP
 これで呆然とした時からちょこちょこ書いていたものですが、20選を機に一応まとめてみました。まとまりのない文章ですが、お暇なら、暇つぶしにでも。

 俺らは今、モノスゴイ、モノゴッツイ物を見せられてるのです。
 ……という所から掘り下げて。

 すばらしいMAD、いっぱいあります。でも、そのほぼ全ては、結局のところ「すでに存在している何かのフォーマット」に沿って作られたものに過ぎない訳ですよ。(いや、「過ぎない」で片付けていいものではないし私自身蔑ろにする気持ちは全くないのですが、あえて)
 どんなに凝った手法を駆使して、どんなに素晴らしい映像を作り出したとしても、例えばそれは決して「PV」の枠を外れる事はないです。そして「PV」というものは、それこそ世界中のエンタメ業界がその持てる人材と資金力を駆使して毎年毎日もの凄い数を作っている訳でして、その中の手法やセンスといったものは、それこそ大抵のものがすでに試みられてとっくに世に出されている訳です。現在進行形で。
 例えば以下のような作品。もちろんどれもスゲーですし素晴らしいんですけども、でもその手法・センス自体は、そういう方向を狙った映像作品ならば「いかにもありそう」「セオリー通り」なものではあると思うのですよ、たぶん。被写体をアイマスのキャラに変えただけであって。


わかむらP

慈風P

ぷげらっちょP

 後はもう、「アイマスで実現できるか否か」という単なる技術上の問題。
 もちろん、そういう、一般の映像作品に遜色ないものが「アイマスでできる」って事は凄い事なんですけど、そりゃ単なる可能性の証明であって、作品としての価値はまた別の話でしょうよ、と。実現できる事が証明されてしまったら、その瞬間の後は、もうそこに感動はありません。ぶっちゃけ。
 ……作ってるPの皆さん血と汗と涙、完璧に無視してますね、はい。ですがあえて。ただの観衆として。

 ニコマス界隈の技術がどんどん向上し、「プロ顔負け、つうか金払わせて下さいお願いします」な映像が溢れるにつれ、どんどんと、どれもこれもが「どっかで見たような映像」に見えてきてしょうがなかった。ニコマスの中だけでさえ、「よくできてるんだけど、こんな感じのが前にあったような」って物がどんどん増えてる気がしてます。昔は、自分の好きな曲、あるいは初めて聞いたけど気に入っちゃった曲に合わせてみんながステージで歌って踊ってるだけで楽しかったのにね。どうしちゃったんでしょう、ホント。
 何を偉ソーに、てめーが何をどれだけ知っとるんじゃワレ、と言われればごもっとも。返す言葉もございません。でも、感じちゃうんだから仕方ない。くやしいっ……ビクビクッ

 ノウハウの蓄積と共有で、視覚的に凄いものが以前よりはるかに簡単に作れるようにはなりました。しかしその代わり、「凄いもの」に至るレールががっつり敷かれたがために、レールから外れる事が難しくなってしまった、という事なのかもしれません。レールを敷くのが「技術」ならば、レールから外れるのは「感性」の仕事でありしょう。そして「技術」を持つ人が「感性」も持っているとは限らないのですよね。
 いよいよニコマスにも「芸術的センス」が必須になる時代がやってきたか……と一人感慨に耽る訳ですが、でもこれってエラいこっちゃですよね。
 これからが本当の地獄なんですよ、きっと。

 『あらゆる表現物は必ず何かの影響を受けている。故に、真にオリジナルな表現というものはもう存在しない』
 ……てなニュアンスの事を庵野が言ってたかと思います。正論だと思いますし、そうかも知れないねー、と思います。が、それに甘んじてセオリー通りの物ばかり生産してたんでは、発展がないじゃないですか。縮小再生産に未来はありませんよ。
 いや、ま、何かに影響を受けたからこそ作品を作るんでしょうから、「あらゆる表現物は必ず何かの影響を受け」るのは仕方ない。でも、みんな知ってるような、いかにも見慣れたものからそのまま持ってくるんではあまりに芸がない。再生産なら再生産で、斜め上でもいいから思いっきり捻ってみるとか、思いっきりマイナーな所から持ってきて再解釈・再構成するとかぐらいはしてみせてくださいよ、と。アイデアの種はあらゆる所に転がってるはずなんですから。

 ビックリしたいんですよ。
 ワクワクしたいんですよ。
 誰にも思いつかない、誰にも作れない、その人にしか作れない物を見たいんですよ。
 「技術」じゃ、イけないんですよ。もう。

 これの作者コメントで、わかむらPがこんな事をおっしゃってます。

 ステージ設計とか火薬とかカメラワークとか音響とか、
 だんだんMADとは別の領域に突入しつつある気がする今日この頃です。

 さもありなん、です。
 大道具係さんは偉大ですよねー。

 すでにニコマスはMADの枠を超え総合芸術の域に達しております。だけでなく、今やレベル的に作品的に、プロが作って商業流通している世界中の映像作品と同じ土俵に立っている。--と、私は認識しております。
 だからPの皆様におかれましては、これからは、ニコマス内だけでなくニコマス外も含むあらゆる映像作品がライバルになるし、それらに対抗できるぐらい独自な個性を研ぎ澄ませて行っていただきたい。それが今の私の願いです。
 ニコ動内でのランキングなんてどうでもいいんです。そんなもん知るか。そもそも最初から内輪向けなんですから。アイマス知らない人だって「その筋」の人だって、たまたま見ちゃったらブッたまげるような作品がゴロゴロしてるんですから。
 ニコマスは、凄いことやってるんです。立派な「アート」なんです。

 だからもっと、もっと個性を。
 前へ。さらに一歩前へ。


わかむらP

慈風P

ぷげ……ちんこうP



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